【医師と出会いたい方必見!】医師の出会い・恋愛の実情とは?

医療以外の方々へ、医師の生活の一端をご紹介します。今回は、医師の出会い事情についてお話しします。以前は職場(病院)での出会いをきっかけに交際に発展するケースが多かったのですが、マッチングアプリが一般的になってからは、出会いや交際のあり方にも変化が見られているようです。

【医師と出会いたい方必見!】医師の出会い・恋愛の実情とは?

目次

  1. 男性医師は職場で出会うことは簡単。一方で、他の職場との接点は少ない。
  2. 地方で出会うのは難しい
  3. スペック婚を考えると、地方はさらに難しい
  4. 医師同士結婚は男性医師の15%、女性医師は60%以上
  5. 女性医師は初期研修終了時点での結婚を考える人が多い
  6. マッチングアプリ時代になって出会いに変化
  7. iCoiでこれまで機会のなかった医師との出会いを

男性医師は職場で出会うことは簡単。一方で、他の職場との接点は少ない。

どの職業でもそうですが 、普段の生活の中で出会うとなると、その中心は職場になります。病院は職員数が多く、医師は多くの部門との関わりがあります。また病院は女性職員が圧倒的に多いため、男性医師にとっては職場での出会いは比較的容易です。 女性医師は異性が少ない環境で働いているため、出会いが少ない傾向にあります。 

医師は、医療職以外との接点は少ないです。病院にはさまざまな業者が出入りしますが、医師が直接接触する機会はありません。したがって、病院以外で出会いを求める場合は、マッチングアプリや飲み会など、仕事とは別の場所で行動する必要があります。 

医師の生活スタイルも、医療職同士が交際しやすい理由です。他記事でも書きましたが若手医師は当直をしなければならない人が多く、生活が不規則になりがちです。長時間の勤務や急な呼び出しも頻繁にあるため、予定が立てにくく、ドタキャンも起こりやすいです。 このような事情は医療職以外の人には 理解されないという声は多く、結果的に医療職同士の交際が快適に感じられる理由となっています。

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地方で出会うのは難しい

多くの業種では都市部に職場が集中しており、人口も都市部に集中しています。当然出会いの機会は都市部に多くなりますので、地方で仕事をしている医師は出会いの機会が少なくなります。そのため地域医療の特徴としてよく聞かれるのが、出会いが相当に難しいという声です。

さらに医師は居住地に制限がある事が多いです。大学受験時に地域医療への従事が条件の入学を受けたり、 医局という地域縛りトレーニングコース団体に所属していたりすると、都道府県内に10年間くらい住まなければならなかったりします。そのため、近隣に住む異性との結婚が自然な選択肢となります。

スペック婚を考えると、地方はさらに難しい

学歴や収入、知的水準などを気にして結婚相手を探す人もいるでしょう。高学歴の人間は都市部に集中していますから、地方ではかなり可能性が絞られてしまいます。実態として男性に比べて女性のほうが相手に収入やスペックを求める傾向があります。現実的に出会える範囲で収入がある人間となると、どうしても男性医師が選択肢にあがりやすいためか、女性医師の結婚相手は男性医師が多いです。

(なお近年は大都市の医学部受験が難しくなり、地方の受験難易度が低下しています。 遊びとかの面もあるでしょうが、地方での出会いの難しさが受験生に浸透したことも一要素だと思います。)

医師同士結婚は男性医師の15%、女性医師は60%以上

統計をみてみましょう。男性医師の結婚相手のうち医師は15%程度です。女性医師の結婚相手の6割以上が男性医師となっています。

なお注意してほしいのは、これらの統計は「これまでの時代の結婚の統計」だということです。マッチングアプリが浸透したのはごく最近のことであり、アプリきっかけの結婚が統計の数値を動かすのはまだ先のことになるでしょう。

女性医師は初期研修終了時点での結婚を考える人が多い

別記事でキャリアをご紹介しましたが、医師は24歳の年度で大学を卒業し、26歳になる年度まで2年間の義務研修(臨床初期研修)があります。その先のキャリアは自由に設計できるのですが、資格や医局の関係で縛りが多くなるため、臨床初期研修終了までに結婚を決めたいと考える女性医師が結構います

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
小ネタですが、心電図の波形を女性医師の結婚タイミングになぞらえる古典的なネタがあります。下の心電図波形の図のように、大学時代は少数が学生結婚をし、初期研修は忙しいので誰も結婚せず、初期研修終了のタイミングで一気に結婚する。というものです。
ネタ:心電図波形を結婚のタイミングになぞらえる
ネタ:心電図波形を結婚のタイミングになぞらえる
KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
今は古臭さを感じるネタですし、現在の実情とはちょっとズレがあります。しかし今でもある程度、女性医師のキャリアと行動原理の関連を表すものなんじゃないかと思います。

マッチングアプリ時代になって出会いに変化

マッチングアプリが市民権を得て、医師の出会いにも変化を感じます。特に女性は職場での出会いが少ない上に、学生や初期研修の間は職場の男子のメンツがほぼ固定なので、大学・職場での恋愛に可能性が少なくなったタイミングや、彼氏と別れてマッチングアプリを使い始めるケースが多いように感じます。

マッチングアプリではいろんな職業の方と出会うことができますね。実際に聞くと、女性医師は職種を問わず様々な方と交際しているようです。塾講師とか、工場長とか、新聞記者とか。本当に多種多様です。

 最近の身近な女性医師の交際事情を見ると、お相手の職業にあまり傾向が感じられません。過去の時代は出会いがなかっただけで、アプリで簡単に出会うことができるなら職業はあまり気にしない人も大勢いるのだなと感じます。一方出会い方が変わっても女性医師の結婚のタイミングは永遠のテーマであり、結婚のタイミングは逃したくないと思われているようです。  

iCoiでこれまで機会のなかった医師との出会いを

医師は職場外の人と出会う機会が少ないということは、医療職以外の人が医師と出会う機会が少ないということですよね。iCoiならそれが実現できます。ぜひiCoiで医師との出会いを経験してみてはいかがでしょうか。

KCP ニッチな麻酔科ライター

この記事のライター

KCP ニッチな麻酔科ライター

フリー麻酔科医のライターです。ニッチな麻酔の記事を書いたりしていますhttp://note.com/kcp。仕事依頼などはX(Twitter)のDMから。https://twitter.com/KCP58227768

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