「もっといい人がいるかも…?」マッチングアプリでは青い鳥症候群に要注意!

理想を求めて次々と交際相手を変えたり、転職したりする。そんな高望みの心理を「青い鳥症候群」というそうです。マッチングアプリは、「もっといい人がいるかも?」という思いから、青い鳥症候群を起こしやすいです。今回は、青い鳥症候群の特徴とその対策法をご紹介します!

「もっといい人がいるかも…?」マッチングアプリでは青い鳥症候群に要注意!

目次

  1. マッチングアプリは青い鳥症候群になりやすい
  2. 女性医師はハイスペ男性に囲まれて育ってきた率が高い
  3. 青い鳥症候群になっていないかを注意しながら、マッチングアプリを利用しよう
  4. 青い鳥症候群に陥らないための3つの対策法

筆者は何者?

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
東京じゃない街にいる、30代麻酔科フリーター医師。男性。家事育児も。マッチングアプリが主流でなかった時代に職場の人と結婚。

マッチングアプリは青い鳥症候群になりやすい

アプリによりますが、一般的にマッチングアプリでは、女性は大量の男性からアプローチされるものと思います。一気にアプローチを受けると急に自分の価値が高まったように錯覚することもあり、人によっては相手に求める水準が高くなるとも言われています。

でも考えてみれば、マッチングアプリに登録する前と比べて、サービスに登録した行動力以外、自分は何も変わっていません。流動性の高い場所に出た、それだけです。

また、出会いの選択肢が事実上無限にあると、駄目でも次、次、と切り捨てるように異性を選んでしまいがちです。100%完璧に相性があう人などいないわけですから、ちょっとした欠点に目が行き続ける限り、本命の出会いにたどり着けない、という結果になりかねません。

女性医師はハイスペ男性に囲まれて育ってきた率が高い

医師は幼少期から恵まれた環境で育っている方が多く、その環境下で魅力的な異性と過ごしている時間が長い傾向にあると思います。これは素晴らしい環境であると同時に、どうしても「平準的な異性の像」のハードルが上がりやすいです。もともとの要求水準が高いので、女性医師の多くは青い鳥症候群になりやすい背景をお持ちの方が多い可能性があります。

青い鳥症候群になっていないかを注意しながら、マッチングアプリを利用しよう

マッチングアプリを利用しようと考えている時点で、いい人に会いたいという気持ちがあるでしょうから、多少青い鳥症候群になってしまうのは仕方のないことだと思います。ただ、それに気づかずにメンタルを蝕まれてしまわないよう、基準を決めたり、自分を客観視したりして、上手にサービスを利用したらいいと思います。あくまでマッチングアプリは自分の人生をプラスにするものです。アプリ疲れでマイナスになっては元も子もないですからね。

青い鳥症候群に陥らないための3つの対策法

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
では、青い鳥症候群に陥らないためにはどうしたら良いのか?
筆者が考える、3つの対策法をご紹介します!

1. 具体的な人物を基準に

これまでの人生で交際した相手や、好きだった人がいると思います。彼らにもなにかしら欠点があったと思いますが、たぶん多くは最初欠点は気にならず、交流が深まってから欠点が見えてきたものですよね。欠点があっても付き合い始めることはできるのです。

どうしてもマッチングサービスでは相手の欠点を先に探してしまいがちですが、これまで好きだった具体的な人物を基準にして、このくらいイヤなことがあるならOK、みたいな気持ちで好きになるところを見つけましょう。

2. 期間を限定しよう

医師業で、1年間で出会わなかった疾患は翌年も普通は出会わないですよね。これと同じで、一定期間サービスを利用して理想とする男性に出会わないのであれば、その後同じ条件では出会えない可能性が高いです。

期間を決めて、期間内に出会わなければやめる、もしくは条件を変える、というのもアリだと思います。

3. 他サービスも使ってみて、現実を知る

数あるマッチングアプリはそれぞれ顧客特性があり、それに伴い恋愛模様も様々だと言われています。本ブログはiCoiのブログですが、iCoiに限らずいろんなサービスを使ってみて、「そもそも男女とはなにか」、「自分は市場にどのように評価されるのか」ということを感じるのも、客観的になれて良いと思います。

他社アプリさんを使った結果、医師以外との恋愛の方がいいと思えばそれでいいですし、やっぱり医師同士の出会いがいいな、と気づくきっかけになればiCoi社としてはハッピーです。

KCP ニッチな麻酔科ライター

この記事のライター

KCP ニッチな麻酔科ライター

KCPはフリーのライターです。ニッチな麻酔の記事を書いたりしていますhttp://note.com/kcp。感想、こんな記事書いてほしい、麻酔科の専門的なご質問、iCoi以外での仕事依頼などはTwitterのDMから。https://twitter.com/KCP58227768

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

マネーリテラシーが育たない!?男性医師にとって、お小遣い制は不評です!

麻酔科フリーターの正直トーク

マネーリテラシーが育たない!?男性医師にとって、お小遣い制は不評です!

先日、筆者の後輩である男性研修医の先生が、「お小遣い制なら女医さんと結婚する意味ってあります?」と言っていました。やはり、お小遣い制は男性医師的には不評なことが多いようです。今回は、男性医師がお小遣い制をどう感じているのかを深掘りしたいと思います!

【医師必見!】給与の税金が家計に及ぼす影響と賢い節税戦略

麻酔科フリーターの正直トーク

【医師必見!】給与の税金が家計に及ぼす影響と賢い節税戦略

国民にとって常に関心の的である税金。特に所得税は、所得が増えるほど高くなる進行性のため、高収入の医師などにとっては大きな負担です。では、税金は具体的にどの程度の影響を与えるのでしょうか?また、所得が増えると実際に「損」になるポイントは存在するのでしょうか?

【開業が分岐点!?】医師のお金の使い方もいろいろ!年代別の家計は?

麻酔科フリーターの正直トーク

【開業が分岐点!?】医師のお金の使い方もいろいろ!年代別の家計は?

今回は、医師人生でのお金の使い方や家計感のお話をしてみたいと思います。一口に医師といってもお金の感覚は千差万別で、私立・国公立卒によっても大きく分かれますし、職場の性質によっても違いますが、できるだけ偏りがないようにお伝えします。

【2024年10月から!】児童手当の撤廃は医師家庭の生活にどう影響する?

麻酔科フリーターの正直トーク

【2024年10月から!】児童手当の撤廃は医師家庭の生活にどう影響する?

児童手当は、児童を養育する方に支給される手当です。現行の児童手当には所得制限があり、年収960万などの基準で受取額が減ります。政府はこの所得制限を撤廃する方向で調整しています。撤廃されたとして、医師家庭にどのくらい影響があるのでしょうか。

【夫婦の財布の中身】医師同士結婚のお小遣い制度を考える!

麻酔科フリーターの正直トーク

【夫婦の財布の中身】医師同士結婚のお小遣い制度を考える!

結婚後、お小遣い制を敷こうと思っている女性医師のみなさん、要注意です!お小遣い制は、男性医師にとても不評なのです。今回は、お小遣い制が有益であるのかはもちろん、男女の医師としてのキャリアとお金の考え方の違いについて触れてみます。

【医師のための投資講座】社会に出たら投資を始めてみよう!

麻酔科フリーターの正直トーク

【医師のための投資講座】社会に出たら投資を始めてみよう!

社会人になると、投資に興味を持つ方が多いと思います。しかし、具体的な方法が分からず、はじめの一歩を踏み出せないという方も多いでしょう。この記事では投資のはじめの一歩のお手伝いをするとともに、医師として生きる上での投資の意味についても考えたいと思います。

【どんな働き方を選ぶ?】トレーニングは集中的かつ短期間で!

麻酔科フリーターの正直トーク

【どんな働き方を選ぶ?】トレーニングは集中的かつ短期間で!

医師は医局や資格に紐づいたシステムに乗って修練することが多いですが、政治的な意図が入ったり制度設計が悪かったりして理想的とは言えない面もあります。筆者は比較的自由に修練や進路を選んできたので、その経験から、トレーニングはどのように行うのが良いのか考えます。

【廃業も多数!?】フリーランス医師の辛さ事情

麻酔科フリーターの正直トーク

【廃業も多数!?】フリーランス医師の辛さ事情

バイトで生計を立てる、いわゆる「フリーランス医師」。フリーランスが多いとされる麻酔科でも、バイト専業は少なく、常勤先を持ちながらバイトをする人が大半です。この記事では、私自身の経験に基づいて、フリーランス医師として働くことの辛さについてお伝えしようと思います。

【医師激選!】買ってよかったもの4選&買わなくてよかったもの3選

麻酔科フリーターの正直トーク

【医師激選!】買ってよかったもの4選&買わなくてよかったもの3選

医師になって給料をもらうと、色々買いたくなっちゃいますよね。筆者も研修医時代に色々買いましたが、振り返れば良かったものも不要だったものもありました。この記事では、筆者の経験を踏まえて、皆さんにオススメしたいものやあまり必要ではないと思うものをご紹介します。

育児能力を鍛えよう!孫世代まで考えた男性育児の価値

麻酔科フリーターの正直トーク

育児能力を鍛えよう!孫世代まで考えた男性育児の価値

「男性の育児家事の経験は、孫ができたときに再度、価値を発揮するのではないか。」これは、男性医師である筆者が育児をするようになって感じていることです。今回は、孫育児に参加するために現役時代からどのような対策ができるのか考えていきます。

関連するキーワード

麻酔科フリーターの正直トークの人気記事

人気ランキング

話題のキーワード