マッチングアプリはちょっと…自然な出会いからの恋愛は本当に優先すべき?

アプリでの出会いをためらう人々の意見に、いきなり恋愛を想定した出会い方ではなく、自然に出会い、仲良くなる中で交際に繋げたいという声が散見されます。アプリでの出会いに抵抗感があるのはわかります。今日はこの抵抗感を少し解きほぐすようなお話になればと思っています。

マッチングアプリはちょっと…自然な出会いからの恋愛は本当に優先すべき?

目次

  1. 筆者は何者?
  2. ロマンチック・ラブ・イデオロギー
  3. 恋愛観は時代とともに変わるもの
  4. 女性医師の出会いを考える
  5. 自然な出会いは優先すべきこと?
  6. 時代に合わせて個人の恋愛観を変えるのは自然なこと

筆者は何者?

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
東京じゃない街の30代フリーター麻酔科医。既婚、子持ち。初期研修は田舎のハード病院、その後ハード後期研修を経て疲れない重視のフリーター麻酔科医生活中。三次救急病院でも仕事するので初期研修医の先生方と現場でご一緒することも多い。

ロマンチック・ラブ・イデオロギー

社会学において「ロマンチック・ラブ・イデオロギー」という言葉があります。これは、1970年以降の恋愛家庭の考え方、つまり「親セッティングのお見合いによって強制的に結婚するのではなく、自分でドキドキ恋愛した相手と結婚して出産して平和な家庭築くことが正義」といった恋愛正義感を意味します。当時は恋愛して結婚するとは限らなかったわけです。

この初代ロマンチック・ラブ・イデオロギー時代は、「恋愛=結婚=出産=家庭」が一連のものとして捉えられていましたが、1990年代以降になると「恋愛が楽しけりゃそれでいいじゃん、結婚は別だ」というように変化していきました。

しかし、結婚についてはその後も1970年代の頃の考えが残り続けました。つまり、1970年代の結婚感が、今も我々の恋愛・結婚観に強く影響しているということになります。

筆者
筆者
一生に一度のことで前例を踏襲し、変化が乏しいのはかないのは小学校のPTAのようですね。

恋愛観は時代とともに変わるもの

恋愛観は時代と共に変化します。ここ数年に限ってもその変化は顕著です。

スマートフォンがメインデバイスとなり10年程が経過し、我々の生活やコミュニケーション自体が大きく変わりました。マッチングアプリがインフラとして使われる時代ですから、オフライン以外の出会いも公然のものになりました。

「恋愛もセックスも子育ても家事も収入も、全て一人のパートナーに完璧を要求するのは無理だよね。そもそも女性だって働きたいし働かないと生きていけない」

このように、社会全体の恋愛の空気感は、経済状況、女性の就労様態、デバイスとともに刻々と変化していきます。そして、おそらくこの5年くらいは、急激な過渡期にあるものと思われます。一部は昭和の保守的な価値観を引きずりながらも、急激に出会い方やコミュニケーションが変わっていく中で、もはや世代間や個人でも出会いや恋愛の「正義」はバラバラです。

筆者
筆者
一度「ロマンチック・ラブ・イデオロギー」に関する検索をして、自分の思い描く恋愛結婚感はどの時代に近いのかを考えてみるとよいかもしれません。まずは己を分析することも大切でしょう。

女性医師の出会いを考える

話は変わって、現実の女性医師の出会いを考えてみます。私は女性じゃないので体感しているわけではありませんが、学生時代と社会人後で出会いやすさの様相が大きく変わるのが女性医師ではないかと拝察しています。

自らの育ったような家庭環境や学力などが同質な人を求めようとするなら、特にその傾向は強いのではないかと思います。

筆者
筆者
医師が育った家庭もいろんな家庭環境があるとは思うのですが、世の中一般から見れば、比較的恵まれた環境で育ってきた傾向があることは否定できないと思います。

女性医師と同質というフィルターに通る代表といえばやっぱり男性医師。医師同士で出会おうとすると、学生時代は学内にいっぱい出会いがあるかもしれません。しかし、卒業後に医師と出会おうとすると確率的に出会いの数は激減します。

医師以外で同質性フィルターにマッチする人と出会おうとすると、そういう人は当然、大都市に集中しますから、居住地・キャリア・収入(一般に大都市は医師給与が低め)との兼ね合いを考える必要が出てきます。

自然な出会いは優先すべきこと?

iCoiサイトからこの記事をご覧になっているあなたにとって、交際相手に同質性を求めることは、そこそこ優先度が高いことなのではないでしょうか。同質性フィルターは強い条件設定なのですから、さらに「自然な形で出会いたい」というロマンチックなフィルターを要求すると条件は厳しくなります。これで出会えれば問題ないですが、居住地・キャリアなどの兼ね合いで難しい場合も多いでしょう。

いざ出会いが無くて困っている場合には、自然な形の出会いより、まずは出会うことを優先したほうが現実的ではないかと感じます。どうやって出会っても本人次第でロマンチック・ラブは達成できるのですから。そうなると、邪魔になるマッチングアプリへの抵抗感、もとを辿れば恋愛観を変えればいい、という話になります。

時代に合わせて個人の恋愛観を変えるのは自然なこと

個人の恋愛観は、生きてきた中で世の中の空気感を感じ、洗脳的に形成されていくものかと思います。しかし、先に述べた通り、そもそも社会の恋愛観というのは、社会の変化に対応して刻々と変化していくものです。だから時代の変化に合わせて個人の恋愛観もアップデートするのは、全く自然なことだと思っています。

マッチングアプリがインフラ化したあと、社会全体の出会いに関する認識はもう変化してきています。問題となるのは、社会が変わったことをゆっくり確認して自分が納得するまで時間を掛けていると、あなたの人生の時間はその分過ぎてしまう、ということ。人が恋を楽しめる時間には限りがあるのです。

今まで食わず嫌いをしてマッチングアプリを避けてきた気持ちもわかるのですが、まずは一度試してみて合うか合わないかを感じてみてはどうでしょうか?もちろんマッチングアプリにも不得手があり、使ってみたけど合わなかった、は十分予想されることですが、それはそれで価値があることです。「なんとなく自然な形で出会いたい気がする」と、「自然な出会いがいかに素晴らしいかを体感できたので出会いを大事にしたい」では歴然の差があり、その後の出会い方にも好影響が出るものと思います。

初めてのマッチングアプリという点では、iCoiは相当に女性が安心できる環境が保証されている環境です。一度お試しいただくのはいかがでしょうか?

KCP ニッチな麻酔科ライター

この記事のライター

KCP ニッチな麻酔科ライター

KCPはフリーのライターです。ニッチな麻酔の記事を書いたりしていますhttp://note.com/kcp。感想、こんな記事書いてほしい、麻酔科の専門的なご質問、iCoi以外での仕事依頼などはTwitterのDMから。https://twitter.com/KCP58227768

この記事へコメントしてみる

※コメントは承認後に公開されます
コメント投稿ありがとうございます。
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。

関連記事

医師と出会いたい方に知ってほしい!若手医師キャリアの概要とは?

麻酔科フリーターの正直トーク

医師と出会いたい方に知ってほしい!若手医師キャリアの概要とは?

医師と出会いたい医療職以外の方に向けて、医師業にまつわることを紹介していきます。特に今回は、医師や医学生の義務や制度について解説します。医師や医学生は、プロフェッショナルになるために20代の時間を縛られながらも、素敵な出会いや恋愛に挑戦したいと思っています。

マネーリテラシーが育たない!?男性医師にとって、お小遣い制は不評です!

麻酔科フリーターの正直トーク

マネーリテラシーが育たない!?男性医師にとって、お小遣い制は不評です!

先日、筆者の後輩である男性研修医の先生が、「お小遣い制なら女医さんと結婚する意味ってあります?」と言っていました。やはり、お小遣い制は男性医師的には不評なことが多いようです。今回は、男性医師がお小遣い制をどう感じているのかを深掘りしたいと思います!

【医師必見!】給与の税金が家計に及ぼす影響と賢い節税戦略

麻酔科フリーターの正直トーク

【医師必見!】給与の税金が家計に及ぼす影響と賢い節税戦略

国民にとって常に関心の的である税金。特に所得税は、所得が増えるほど高くなる進行性のため、高収入の医師などにとっては大きな負担です。では、税金は具体的にどの程度の影響を与えるのでしょうか?また、所得が増えると実際に「損」になるポイントは存在するのでしょうか?

【開業が分岐点!?】医師のお金の使い方もいろいろ!年代別の家計は?

麻酔科フリーターの正直トーク

【開業が分岐点!?】医師のお金の使い方もいろいろ!年代別の家計は?

今回は、医師人生でのお金の使い方や家計感のお話をしてみたいと思います。一口に医師といってもお金の感覚は千差万別で、私立・国公立卒によっても大きく分かれますし、職場の性質によっても違いますが、できるだけ偏りがないようにお伝えします。

【2024年10月から!】児童手当の撤廃は医師家庭の生活にどう影響する?

麻酔科フリーターの正直トーク

【2024年10月から!】児童手当の撤廃は医師家庭の生活にどう影響する?

児童手当は、児童を養育する方に支給される手当です。現行の児童手当には所得制限があり、年収960万などの基準で受取額が減ります。政府はこの所得制限を撤廃する方向で調整しています。撤廃されたとして、医師家庭にどのくらい影響があるのでしょうか。

【夫婦の財布の中身】医師同士結婚のお小遣い制度を考える!

麻酔科フリーターの正直トーク

【夫婦の財布の中身】医師同士結婚のお小遣い制度を考える!

結婚後、お小遣い制を敷こうと思っている女性医師のみなさん、要注意です!お小遣い制は、男性医師にとても不評なのです。今回は、お小遣い制が有益であるのかはもちろん、男女の医師としてのキャリアとお金の考え方の違いについて触れてみます。

【医師のための投資講座】社会に出たら投資を始めてみよう!

麻酔科フリーターの正直トーク

【医師のための投資講座】社会に出たら投資を始めてみよう!

社会人になると、投資に興味を持つ方が多いと思います。しかし、具体的な方法が分からず、はじめの一歩を踏み出せないという方も多いでしょう。この記事では投資のはじめの一歩のお手伝いをするとともに、医師として生きる上での投資の意味についても考えたいと思います。

【どんな働き方を選ぶ?】トレーニングは集中的かつ短期間で!

麻酔科フリーターの正直トーク

【どんな働き方を選ぶ?】トレーニングは集中的かつ短期間で!

医師は医局や資格に紐づいたシステムに乗って修練することが多いですが、政治的な意図が入ったり制度設計が悪かったりして理想的とは言えない面もあります。筆者は比較的自由に修練や進路を選んできたので、その経験から、トレーニングはどのように行うのが良いのか考えます。

【廃業も多数!?】フリーランス医師の辛さ事情

麻酔科フリーターの正直トーク

【廃業も多数!?】フリーランス医師の辛さ事情

バイトで生計を立てる、いわゆる「フリーランス医師」。フリーランスが多いとされる麻酔科でも、バイト専業は少なく、常勤先を持ちながらバイトをする人が大半です。この記事では、私自身の経験に基づいて、フリーランス医師として働くことの辛さについてお伝えしようと思います。

「もっといい人がいるかも…?」マッチングアプリでは青い鳥症候群に要注意!

麻酔科フリーターの正直トーク

「もっといい人がいるかも…?」マッチングアプリでは青い鳥症候群に要注意!

理想を求めて次々と交際相手を変えたり、転職したりする。そんな高望みの心理を「青い鳥症候群」というそうです。マッチングアプリは、「もっといい人がいるかも?」という思いから、青い鳥症候群を起こしやすいです。今回は、青い鳥症候群の特徴とその対策法をご紹介します!

関連するキーワード

麻酔科フリーターの正直トークの人気記事

人気ランキング

話題のキーワード