女性医師の結婚事情は変化している!マッチングアプリで広がる異業種間の出会い

統計上女性医師の結婚相手は圧倒的に男性医師が多いのですが、私の周りでは医師同士以外のカップルが増えてきた感があります。職場以外の出会いを当然のものと考える女性医師も増えてきました。今回は、私の知っている女性医師の実例をお話します。

女性医師の結婚事情は変化している!マッチングアプリで広がる異業種間の出会い

目次

  1. 私は何者?
  2. 工場勤務の方とアプリで出会った研修医の先生
  3. 初期研修の地域医療実習病院の男性事務さんと結婚した耳鼻科の先生
  4. マッチングアプリに片っ端から登録して男性のイメージが変わった外科の先生
  5. マッチングアプリはオワコン化していると言われるが
  6. 心から好きになれる相手を見つけたいなら、マイナーアプリもあり

私は何者?

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
東京じゃない街にいる、30代麻酔科フリーター医師。男性。家事育児も。マッチングアプリが主流でなかった時代に職場の人と結婚。

工場勤務の方とアプリで出会った研修医の先生

女性研修医の先生で、自動車関係メーカーの工場で働いている方とお付き合いしている先生が知り合いにいます。出会ったのはマッチングアプリ。お互い忙しく日程を合わせるのが大変なようですが、長く続いているようです(忙しくてなかなか会えないと文句は言っていますが)。

将来は結婚を考えているそうです。その決め手は、実直さや自分を大事にしてくれているところだそうです。基本的なところではありますが、自分が大事にされているという実感を持てるお付き合いってハードル高いですよね。

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
金銭的に余裕があることも大事ですが、家庭生活を形成するうえでは愛情が何より大切です。

初期研修の地域医療実習病院の男性事務さんと結婚した耳鼻科の先生

マッチングアプリじゃない例で恐縮なのですが(iCoiの偉い人すいません)、研修医2年目の地域医療実習で出向いた実習先の病院で、男性事務員の方とお付き合いを開始し、結婚に至った先生がいます。私はお二方とも知っていたので、結婚と聞いたときには驚いたものでした。とはいえ、二人共いいヤツだと思っていましたから、全く不思議とは思いませんでした。

彼女は今地元の病院で耳鼻科医として第一線で活躍しながら、子育ても頑張っているようです。旦那さんも働いていますが兼業主夫みたいにしているそうです。

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
研修医で地域実習先で知り合った方と...というケースはチラホラ見聞きしますよね。

マッチングアプリに片っ端から登録して男性のイメージが変わった外科の先生

この先生はまだお付き合いしているわけではないようですが、アプリで出会いを探し始めた女性の先生です。これまでバリバリ働いてきて、30歳という年齢を期に、職場外に出会いを求め始めたとのこと。とりあえず何も考えずマッチングアプリに片っ端から登録して、いいなと思った人がいたら先入観を持たずに会うようにしているらしいです。

曰く、「これまでは医者同士で付き合うのが、会話や仕事の理解の面から合理的だと思っていたけど、ぜんぜん視野が狭かった、結局相手が自分のことをどれだけ理解しようとしてくれてるかだよ」

と大きな声で言い放ってました。生活の前提や価値観が異なるいろんな方と出会うことで、結婚への考え方や知らない自分の発見など、前向きな気づきを得られたみたいです。

マッチングアプリはオワコン化していると言われるが

ここ最近、「マッチングアプリはオワコンしている」といった声が聞こえるようになりました。マッチングアプリでは、異性心理に基づいた攻略法が確立されていて、攻略情報も簡単に得ることができます。モテたい、上方婚をしたいという動機を満たすのであれば、攻略法に沿った行動を取ることが最短ルートである、というのは間違いないんだと思います。

マッチングアプリがそういう目的であると考えるのであれば、一部のルックスや収入などの条件面で優れた人がおいしい思いをして、その他の人は時間やお金を無駄にする構造から逃れられません。こういうことが広く言われるようになって、マッチングアプリはオワコン化しているという結論になってしまっているものと思います。

交際相手は「自分自身の鏡」であり、自分の市場価値と釣り合いが取れた人物と交際するように人間はできています。Upper Sideを狙わずに、自分の鏡として映る相手を探したい、という視点でマッチングアプリを利用すれば、効率的ツールとして十分使えるのだと思います。

先に述べた、上手く交際している2人の女性医師の事例では、収入や学歴には差があるとはいえ、相手を大事にする気持ちや真面目さを大切にし、気持ちが釣り合っていて、順調に交際や結婚生活が進んでいます。またマッチングアプリに登録しまくった外科系の先生も、表面的な条件設定を緩和して色んな人と出会うことで、自分の市場価値に正直に向き合い、幸せをつかもうとしています。

KCP ニッチな麻酔科医
KCP ニッチな麻酔科医
素敵な恋愛に至るマインドセットの例として、例に挙げたお三方はとても参考になると思っています。

心から好きになれる相手を見つけたいなら、マイナーアプリもあり

会員数が多い大手アプリは、攻略法に沿った行動をして、100点満点の相手を探す、という行動になってしまいがちです。「比較する」という行動が、恋愛感情に冷や水をかけ続けることになります。もっといい人がいるはず!という青い鳥症候群が、二人の絆の形成にブレーキをかけ続けることになります。比較さえしなければ、真剣に過ごした時間が長いほど鉄の絆で結ばれていくはずなのに、存在しない架空の理想の人がそれを邪魔しつづけます。

そこで、あえて最大手ではなく、強めのバイアスがかかった人が集まるマッチングアプリを使ってみるのはどうでしょうか。会員登録(入口)の段階で最低限の条件設定を満たしているし、比較が難しいので、あとは眼の前の人に真剣になれるか。もし真剣になれたら、心を揺さぶる大恋愛にたどりつけるかもしれません。

iCoiはバイアスの強さでは日本最強ではないでしょうか!医師と、医師以外の出会いもオープン化されて、いろんな職業の方と医師の、出会いチャンスが転がっています。メジャーアプリとはなかなか言えない存在でしょうが(iCoiの人に怒られそう)、マイナーアプリのメリットを活かして心に響く恋愛を探してみましょう。

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KCP ニッチな麻酔科ライター

この記事のライター

KCP ニッチな麻酔科ライター

フリー麻酔科医のライターです。ニッチな麻酔の記事を書いたりしていますhttp://note.com/kcp。仕事依頼などはX(Twitter)のDMから。https://twitter.com/KCP58227768

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