みんなはいくら貯金していた?新人看護師時代の気になる資金管理に迫る!
私が看護師として働いていた頃の一年目の給料手取りは25万円程度。今回はそこから私が毎月どのくらいの出費、貯金をしていたのか、カテゴリーごとに紹介していく。振り返って思うが、資産形成のためには、まずは無駄な支出を減らすことが何よりも重要だと思う。
目次
実家暮らしなら固定費を大きく削減できる
私は都内に生まれ育った実家があり、実家から通える病院を選んだため実家暮らしの特権を十分に利用することができた。給料から毎月母親に3万円の生活費を渡していたが、そのほか、毎月の食費や光熱費、家賃はそれこそ一銭も払う必要はなかった。これが実家暮らしの特権と言えるだろう。
都内に一人暮らしをしている同期は、月に10万円以上の家賃を払い、給料の半分以上は生活費に費やしていた。食費にもお金をつかい、その他交際費など考えると、果たして貯金に充てるお金はあったのだろうかと思っていた。
実家から通える病院を選ぶか、病院が提供する寮に入居することで貯金に回せるお金を確保することができるだろう。
ストレス発散のための交際費が最大の出費だった
ストレスフルな毎日の勤務。休みの日こそ、そのストレスを発散するため美味しいご飯を食べたり、服や趣味にお金を使ったりするのは仕方ないだろうと思う。
私は元々アウトドアな性格なので休みの日には外に出て友達とご飯を食べたり、遠出をするのが好きだった。数ヶ月に一回は国内外関わらず、旅行にも行っていた。
一回の外食に3千円使っていたとして週2回で6千円、おそらく月に3万円程度の外食費、交際費としてプラス3万円、合計6万円程度を費やしていた。また3〜4ヶ月に一回の旅費が10万円だったとしてそれを月々で割り3万円とする。特に海外旅行に行くと20〜30万程度の旅費がかかる。それを含めると交際費、旅費はかなり多かったのではないかと思う。
奨学金の返済にも追われる
私は学生時代に奨学金を借りていたためそれの返済に毎月3万円弱費やしていた。避けられない出費ではあったが、私は利子のない奨学金を借りているため、返済に焦る必要もない。利子のある奨学金を借りていた私の友達は、一括返済をしていたが、私は毎月決まった額を少しずつ返していこうと思う。
その他毎月払うサブスクリプション
私はそのほかに毎月支払うものとしてホットヨガの会員費1万円、NetflixやSpotifyといったようなサブスクリプション、携帯の料金5千円程度を含め2万円程度を支払っていた。
必要不可欠なもののサブスクリプションは良いとして、時々使ってもいないWebサイトの会員費、数ヶ月も行ってないジムの月会費など必要のないものに出費していることもあるため、たまには自分の月々支払っているものを見返し、本当に必要なものなのか見極めることも必要になってくるだろう。
服や日用品代への無駄使いに気をつけたい
当時の私は、今と比べてMatelialistic(マテリアリスティック)と呼ばれる、目にみえる物に価値をおき、いわゆる物に投資をすることが多かった。服や日用品を買うことで満足感を得ることもあったのではないかと思う。
特に夜勤明けの買い物は非常に危険だと思う。疲れや寝不足から判断能力に欠け、衝動買いや爆買いをすることも多かった。周りの看護師たちと比べて私はそこまで自分をマテリアリスティックだとは思っていなかったが、月に2万程度の支出はしていたと思う。
看護師の友人の中には、ブランド品のコレクターやとにかく大量の化粧品を集める者など、おそらく日々のストレスから職業柄、物にお金を使うことが多いのではないかと思う。無駄なものは買わない、また使わなくなったものは売ったりして貯金に回すといったような努力も必要かと思う。
当時の毎月の貯金額は6万円
カテゴリー別に表にしてみる。合計で18万5千円程度になり、手取りの25万から引くとやく6〜7万の貯金が毎月できる計算になる。多いのか少ないと感じるのかは人それぞれだろう。また、これは新人看護師時代の話であり、2年目、3年目になるともう少し給料が増えたり、お金の使い道も変わってくるのではないかと思う。
交際費 | 60000円 |
奨学金返済 | 25000円 |
実家へ入れる生活費 | 30000円 |
サブスクリプション等 | 20000円 |
旅行費 | 30000円 |
服、日用品 | 20000円 |
合計 | 185000円 |
お金を貯めるには支出を減らすことが一番重要
その他いろんな細かいところに費やしていたものも含めもう少し出費があったように思えるが、私は毎月少なくても5万の貯金をすることを心がけていた。月に2回あったボーナスの月はもう少し貯金額が増えたが、基本的にボーナスは毎年2〜3回の海外旅行費として貯蓄していた。
また、現在は当たり前になっている投資にお金を費やすのも良いだろう。私も当時はまだその知識が少なかったので始めていなかったが、今思うともう少し早く始めていればなと思う時もある。貯金ばかりする人生も私は楽しくないと思うが、キャリアップのための自己投資や将来のために無駄使いをやめ、賢いお金の使い方ができるといいのではないかと思う。
この記事のライター
Haru
東京で生まれ育ち、大学卒業後、都内病院でICU看護師として働く。3年目で退職し、オーストラリア、シドニーに語学留学へ。その後2021年にイギリスへ渡英し、2023年英国看護師免許を取得。現在ロンドン国営病院の胸部外科病棟に勤務。趣味は、旅行、アウトドア全般、スポーツ観戦、映画鑑賞、読書。 https://note.com/haluuuuu64/ イギリスの看護師事情についてのブログや英国看護師を目指す方へ相談を中心としたサポートをしています。
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