病棟飲み会の時は何を考えているの?女性看護師目線でぶっちゃけます!
コロナ禍も終息したことで、病院内では飲み会が解禁されたところが増えています。今回は、医師・看護師での病棟飲み会で女性看護師が考えていることを私の目線でお話していこうと思います。
目次
今回は病棟飲み会の女性看護師視点から...
今回は、これまで総合病院での転職を経験してきた私が、医師たちとの飲み会で女性看護師が考えていることをお話していきます。飲み会での座る席や、話す相手は若手医師がいいのか、看護師同士がよいのか、それとも部長と同席の方がいいのかなど、今後の飲み会で参考になればいいなと思います。
ぶっちゃけ、若手医師の近くの方がいい。
声をかけやすく、色々と話をしやすいので、隣に座るならやっぱり若手医師です。若手医師だと、お局看護師より年齢が若く、また明るい先生も多いので、話題に困りません。
実際、若手医師の出身地や大学、なぜ医師になろうと思ったのかなど、看護師から質問攻めをされている光景をよく目にします。また、若手の先生たちは正直で、普段働くうえで何階の病棟は怖い、この病棟は働きやすいなどの雰囲気を率直に言ってくれるので嬉しいです。素直にお話をしてくれる先生は、やっぱり看護師の間でもモテていますね。
※初回からパーソナルスペースの近い医師には警戒!
しかし、一方で、飲み会の場ではしゃぎ過ぎたり、飲み過ぎてしまう先生もいますよね。お酒が入ると豹変する先生、度が過ぎたことを言う先生もいるので、毎回びっくりします。
特に、初回の飲み会で看護師とのパーソナルスペースが近い医師はかなり警戒されます。お酒の場だからと言ってボディータッチが増えないように注意した方がよいでしょう。看護師は裏で大体そういう情報を共有しているんです、怖いですよね。
また、タイプの女性看護師がいてもその場でアプローチしないほうがいいです。そういう場面に敏感な看護師が茶化したりするため、その看護師は先輩看護師から後日医師とどうなったのか質問攻めになってしまいます。
連絡先を聞いたりするのは、飲み会の場では辞めておきましょう。他の人繋がりや勤務後にこそっと聞くとよいでしょう。
意外と診療科部長の話を聞くのが楽しみ
フレンドリーな部長だと普段からコミュニケーションをとったりしますが、そうではないタイプだったり、多忙の部長だと普段コミュニケーションをとる機会が少ないことがほとんどです。
ただ、飲み会の場だと、お酒も入ることで部長に声をかけやすくなったりします。疾患についての話だけでなく、病院の裏事情、他の診療科医の話など、貴重な話が出てくるため部長の話はとても面白いです。
しかし、部長と同じ席なのは少し窮屈になったりするため、トイレへ行ったタイミングなどで、他の人に席を譲ったりします。色んな看護師や新人看護師と話せるように中堅看護師や幹事が、人を入れ替えたりして、部長も飽きないように気を遣う必要があります。
看護師同士の飲み会は気楽、病棟飲み会はバランス感が重要
いろいろ言いましたが、結局私たちは同期の看護師同士で飲んでいる方が気楽だなと感じることが多いです。お局様に気を遣わなくていいのが大きいんです、とにかく。
病棟の飲み会も、看護師同士で楽しむだけでなく、普段交流の少ない人々とも積極的に会話を交わす機械として重宝していますが、完全プライベートとはいえないですし。
中堅看護師には特別な役割があり、役職者や上級医への気配りが求められます。例えば、新人看護師が居心地悪そうな場面では率先して席に着いたり、部長や上級医が楽しめるよう場を和ませたりします。また、適切なタイミングで新人看護師を紹介するのも重要な任務です。
医師陣と親しい看護師は、最初のうち彼らの隣に座るのが得策でしょう。興味深いことに、上級医の周りには多職種の方々も集まりがちで、賑やかな雰囲気になることが多いのです。看護師の主な役割は、上級医たちが楽しめるよう気を配ることにあります。
二次会になると、仲の良い仲間同士でのグループや、カラオケを楽しむグループなど、より自由な形で分かれることが多くなります。この時こそ、お酒好きな看護師や幹事役の看護師が真価を発揮する時です。ただし、医師たちも二次会を楽しめるよう、一次会での飲み過ぎには注意が必要です。このバランス感覚こそ、きっと医師と看護師が結ばれるうえでは重要なのでしょうね。
酔いつぶれて寝てしまう若手の医師や看護師などもいるため、そうならないようにしましょう。
リハビリさん、薬剤師さんもいるともっと楽しい
病棟の飲み会というと、医師と看護師のイメージが強いですが、私はリハビリさんや薬剤師さん、検査技師さんなど多職種の人たちも呼んだ方が良いと思っています。
リハビリさん、薬剤師さんは医師や看護師よりも一般社会に近い感覚を持っておられると思うので(笑)、想像以上に盛り上がります。
多職種の人と仲良くなることで、仕事も円滑に進みますからね。
病棟以外でも知り合いがいることは、強みになります。
節度を持った飲み会こそが深い関係への発展に必要
飲み会はお酒を飲む場でもあり、楽しくなる一方で飲み過ぎてお酒にのまれないようにする必要があります。
酔いつぶれたり、何かアクシデントを起こしたりすると、その後も飲み会での印象はなかなか消えません。楽しい思い出や今後にメリットがあるように、適度にお酒を飲みましょう。
この記事のライター
楊
看護師歴10年以上、医療現場の世界しか知らない。以前は身も心もボロボロになりながら働いていた。自分らしく生きるために執筆を開始しライターとして活動中。
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