看護師は年末年始に休みはないって本当？年末年始の過ごし方を伝授

昼夜問わず患者さんのケアをする看護師は、一部の職場を除き、年末年始も仕事があります。特に入院病棟で働く看護師は夜勤もあるため「気が付いたら年越ししてた」なんてことも…。

世間の人々が年末年始を楽しむなか、仕事へ向かう電車に揺られるのはなんだか寂しい気持ちにもなりますよね…。実家が遠方であれば「家族や友人に会いたい」なんて思う方もいるはず。

年末年始の病棟は、看護師以外のスタッフも少ないためカルテの処理やシーツ交換など普段と違う業務が増えることも。そんな年末年始、あなたはどんな過ごし方をする予定ですか？

年末年始の病棟って、実はとても働きやすいんです。

理由は患者数が少ないから。患者さんもお正月は自宅で過ごしたいと希望される方が多いです。そのため、12月30日～1月4日までは病棟がスカスカということも…。普段はできないケアまで手が回せるので、ゆったりと患者さんと関わることができます。

当然、予定入院もありませんし、入院は緊急の方がくるのみです。夜間の入院はICUや救急病棟に入る病院も多く、一般病棟の夜勤は意外と落ち着いていたりします。

年末年始に勤務した場合、特別に手当がつく病院が多くあります。手当の額はさまざまですが、高額なところだと1万円を超えてくるところも…！これは、嬉しいボーナスではないでしょうか！

これまで3つの総合病院を経験しましたが、年末年始の勤務はくじ引きで決まるパターンと希望を入れるパターンがありました。

くじ引きは誰もが公平なので、あまり不満が出なかったように感じます。どうしても休みたい日が勤務になった場合には、自ら勤務交代を交渉していました。

希望を入れる場合は、やはり先輩に遠慮してしまいます。自分が独身だったころは「家庭のある人優先」といった空気も強く、休み希望者が少ない日や、年末年始をずらして連休を希望していました。

希望休を入れるのをためらう方もいるかもしれませんが、新人であろうとベテランであろうと休み希望は入れていいと思います！一人ひとりに事情があるので、プライベートを犠牲にする必要はありませんよ。

ただ、年末年始をゆっくりと過ごしたいのは自分だけではありません。あまりにも身勝手な希望は、同僚に負担をかけてしまうかも…。「自分都合」の勤務希望にならないように、配慮は忘れずに。

年末年始を味わいたいけど、お手当も欲しい！そんな欲張りな私のおすすめの過ごし方を紹介します！

31日の日勤後から、彼氏や友人と予定を合わせます。カウントダウンイベントへ参加したり、自宅でテレビを見て過ごしたりわいわい楽しみます。

1日は前日の夜更かしもあり、昼過ぎまで就寝。夜勤に備えゆっくりと過ごします。夜勤をこなし、2日の夜勤明けには、初売りセールへ！疲れと混雑で短時間ではありますが、ショッピングを楽しみます。夜勤明けのテンションで思わぬ買い物をしても、ちょっと浮かれた気分のせいにできます。

三が日最終日の3日は、まだまだ世間も正月モード。新年の挨拶や初詣でお正月気分を味わいます。

勤務によっては、お正月に働いたからと、3日から連休を入れてもらえることも！年末年始は働いて、仕事始めのバタバタする日はゆっくり休むといった過ごし方もなかなかよくないですか？

まもなく訪れる年末年始。勤務表を見て落ち込んでいた方もいるかもしれません。

看護師は一般職の方とは働くタイミングが違うため、予定を合わせることが難しいことも…。勤務希望を入れる場合は、周りへの配慮を忘れずに。自分に合った過ごし方で、お正月を楽しみましょう。

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