新人看護師必見!クリニック転職の注意点と日々の乗り越え方を解説
この時期、病院勤務がつらくてクリニックに転職したい、と考える新人看護師さんは多いのではないでしょうか。本記事では、新人看護師がクリニックに転職する際の注意点や、転職せずにつらい日々を乗り切る方法を解説します。つらい気持ちで働く新人看護師さんは、ぜひ参考にしてください。
【大前提】新人看護師でもクリニックへの転職は可能
結論として、新人看護師でもクリニックへの転職は可能です。ただし、新人看護師の転職は、内定が難しい、転職先に制限があるなど、デメリットも多いため注意してください。病院勤務がつらいからといって、すぐに転職を決断するのは危険です。ですので、まずは部署異動や休職を考慮しながら、今の職場で頑張る方法を模索すべきだと言えるでしょう。
しかし、以下に当てはまる方がいらっしゃれば、転職を考えても良いと言えると私は思っています。
- 朝が来るのが怖い
- 動悸や吐き気がとまらない
- 職場のことを考えるだけで苦しい
クリニック転職を考えるなら、実態を知ることが大切
クリニックへの転職を考えるなら、まずはその実態を把握することが大切です。転職してから「思っていた感じと違った…」と後悔しないためにも、しっかりと情報を集めましょう。
本記事では、以下の3つについて解説していきます。
- クリニックの仕事内容
- クリニック勤務と病院勤務の違い
- クリニックに転職するメリット・デメリット
「クリニックに転職しても本当に後悔しないのか」という視点を持ちながら、ぜひ読み進めてみてください。
クリニックの仕事内容
クリニックでの主な業務は、医師の診療の補助と事務作業です。
医師の診療の補助 | 事務作業 |
---|---|
・バイタルサインチェック ・採血 ・注射 ・検査説明 ・検査の補助 ・診察の準備 | ・薬品の管理 ・備品の管理や発注 ・受付、電話対応 ・清掃 |
基礎看護技術はもちろん、コミュニケーションスキルや接遇マナーが求められます。
クリニック勤務と病院勤務の違い
クリニック勤務と病院勤務では、以下の違いが挙げられます。
クリニック | 病院 | |
働き方 | 日勤のみ | 夜勤あり |
休み | 日・祝休み | シフト制 |
看護師の人数 | 1〜3名 | 20名前後 (1病棟あたり) |
給料 (平均基本給額) | 259,062円 | 277,696円 |
クリニックには中抜けの時間があり、病棟よりも昼休憩がとりやすいです。また、人手不足の病院のように休日出勤を強いられることもありません。ただし、看護師の数が少なく、助言をもらいにくい、人間関係の構築が難しいなどの特徴があります。加えて、夜勤がない分、病棟よりも給料は少なくなりやすいです。
クリニックに転職するメリット・デメリット
クリニックに転職するメリットは以下のものが挙げられるでしょう。
- ワークライフバランスが整いやすい
- 対応力が身につく
- 身体的な負担が少ない
一方、次のようなデメリットもあります。
- 病院と比べてスキルが伸びにくい
- 人間関係の構築が難しい
- 急な休みが取りにくい
つらい日々を乗り切る3つの方法
ここまでの内容を目にして「クリニック転職に踏み切れない」と感じた人は、転職せずに現状を乗り切る方法を身につけましょう。私の実体験から導き出した「つらい日々の乗り越え方」を3つ紹介します。
同期で支え合う
つらい日々を乗り切るためには、同期で支え合うことが大切です。食事会などを行い、こまめにストレスを発散しましょう。友達だけでなく「同期」とも仲良くしておけば、仕事の悩みも共感してもらいやすいです。何かミスをした時にも「次はどうすればいいか」という生産性の高い話ができるため、実力アップも見込めます。
話しやすい先輩を見つける
話しやすい先輩を1人見つけておくだけで、非常に働きやすくなります。困った時にも助けを求めやすく、分からないこともタイムリーに質問できるため、ミスも少なくなるでしょう。加えて、その先輩に「どうやって1年目を乗り越えましたか?」と聞くだけで、有益な助言ももらえます。後輩から頼られたいと思う先輩は比較的多いため、遠慮せずに甘えることをおすすめします。
プライベートを充実させる
プライベートを充実させてリフレッシュできれば、仕事へのモチベーションもおのずと上がります。そのため、食事や服、趣味などにしっかりとお金をかけて私生活を楽しみましょう。私自身もつらい1年目を過ごしましたが、入職半年後に恋人ができたおかげで、不眠や嘔気が解消し、気持ちがとても軽くなりました。
恋愛で私生活を充実させるならiCoiがおすすめ
新人看護師の転職はデメリットが多いです。そのため、仕事がつらい場合でも、まずは「現状を乗り切る方法」を模索しましょう。つらい毎日を乗り切るためには、私生活の充実が欠かせません。没頭できる趣味がない場合は、恋愛に注力するのも一つの手だと言えるでしょう。
とはいえ、看護師は女性が多く出会いが少ない職業です。そのため、マッチングアプリの利用も検討するのが得策だと言えるでしょう。iCoiを利用すれば、医師や医学生と出会うことが可能です。互いに医療従事者であるため、話が弾みやすく、充実した時間を過ごせるでしょう。仮にお付き合いに至らなくても、仕事の助言なども期待できるかもしれません。
現状がとにかくつらい場合は、ぜひiCoiアプリを利用してみてください。理想のお相手と楽しい時間が過ごせますよう、心よりお祈りしております。
この記事のライター
田口ひづる
大学卒業後、病棟看護師として9年間従事。実地指導者や病棟リーダーを任され新人教育に注力する。看護師の魅力を文章で伝えるべく、2024年に医療ライターへ転身。詳細は公式サイト(https://official.tagumochi.com/)から。
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