男性医師が考える、医師同士で結婚するメリット6選!
女性医師の結婚相手の7割は医師だそうです。同業者は結婚しやすいので驚くべき数字とも言えませんが、それでも高いですね。高いからには何か理由があるはずです。本記事は、家庭生活やキャリア、人生の選択肢など、医師同士結婚のメリットを色々考えてみました。
目次
筆者は何者?
メリット1:安定収入が見込める
勤務医平均年収は1200万程度といわれ、グローバルにインフレしている現代において、(他国の一般職と比べても)特別高いというわけではありません。一方、就職難度や就業の安定に関しては抜群だと思います。医師が2人で働けば十二分な家計収入となりますし、家庭の事情で2.0馬力で働けなくても生活には困らないのが保証されているようなものです。
一人あたりの収入責任が低いので、リスクがあり得るキャリアも積極的に選べる、と考えることもできます。例えば20代の時間をプライベートに振ったり、丁稚奉公的な教育を避けて、やりたいことに全振りする、のような決断がしやすくなります。
メリット2:仕事への理解度が高い
医療職は呼び出しがあったり夜勤当直業があったり、一般事業者と比較すると特殊な面があります。そのため、医療職以外の人と結婚すると理解されないとか不倫を疑われるなど声はちらほらあるようです。医師同士の結婚だとそのような状況に陥ることは少ないと思います。職場の愚痴も言えますしね 。
メリット3:インテリジェンスが近い
ほぼ同じ学歴や職歴なので、インテリジェンスが近い確率が高いです。インテリジェンスに差がないというのは結構楽なもので、余計な喧嘩が減ったりしてストレス減になると思います。
30代以降の結婚や再婚で、医師同士の結婚が多いのはこの理由が結構大きいと思います。学歴に差があるとそもそも家庭で会話が成立しない(特に喧嘩のとき)、みたいな状況になりやすいようで、離婚の原因になっている気がします。初婚で痛い目を見たあとにインテリジェンスを重視して医師同士婚をする、あるいはそうでなくても、病院の職場で患者と会話が成立しない経験をたくさんして、同様にインテリジェンスの近い人を選ぶ、みたいなパターンは結構ある気がします。
また本人同士に限らず、「実家のインテリジェンス」というのもあります。医師を輩出した家庭であればまあ実家がそんなに変ではない可能性が高いでしょうから(絶対ではないようですが)、そこそこ安心して実家付き合いもできるでしょう。
メリット4:家で耳学問が可能
夫婦で診療科が違ったり学年が違えば、配偶者から医療情報を聞くことができます。配偶者から聞いた耳学問をきっかけに自分で勉強をすれば、診療の幅は広がるでしょう。
内科医同士のご夫婦にインタビューした記事でも、家庭内コンサルの話題が上がっていましたね。
メリット5:開業にも強い
医師キャリアの重大選択肢、開業でも強みがあります。医師が二人いれば勤務を半分にする、あるいは業務量を倍にする、診療の幅を広げる、など自由度が高くなります。さらには、どちらかの体調不良や事業困難に対する不安も減ります。医師同士だから開業を決断できた、みたいな事例もあるようです。
メリット6:高額ローンが組める
医師を始めとした一部の職業は、金融面で信用が高く設定されており、高額のローンが組みやすいです。これは特に勤務医のメリットです。周りを見る限り、一人あたり2億くらいは借りられるのではと思っています。そうすると、ローンを使って積極的に不動産投資するという選択肢ができます。もし不動産投資で収入が増えれば、その分時間を買うことができます。
早くて30代以降でしょうから、例えば子育ての時間を増やす、早期に完全/不完全廃業するなど、キャリアでの選択肢も色々考えられそうです。
※この記事は投資行動を推奨するものではありません。
大切なことは条件面のメリットだけではない
いかがでしたか?条件面で医師夫婦は色々とメリットが大きいので、ぜひ医師同士の出会いをiCoiで成功させましょう。
一方、別にメリットが大きいからといって結婚に繋がりやすいわけではない、と私個人的には思います。
結婚を決めるのにもいろんな視点があるわけですが、とくに20代のうちは「好きだから」「気が合うから」みたいなシンプルな理由で結婚を決める方が多いように思います。出会いのフィルターとしては医師免許は優秀だと思いますが、その後は医師免許のことは忘れて、とにかくシンプルに交際を楽しむ、それでいいんじゃないかと思います。
この記事のライター
KCP ニッチな麻酔科ライター
フリー麻酔科医のライターです。ニッチな麻酔の記事を書いたりしていますhttp://note.com/kcp。仕事依頼などはX(Twitter)のDMから。https://twitter.com/KCP58227768
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