タワマン高層階住みはCPAの蘇生率ゼロ?タワマンあるあるの真相に迫る
こんにちは。Dr.パンダです。今回は、誰しも一度は憧れるタワーマンション(以下、タワマン)について、よく耳にする「あるある」や噂の真相に迫ってみたいと思います。一部は面白おかしく描かれているだけのフィクションもあるでしょうが、楽しんで読んでいただけると嬉しいです。
目次
私は何者?
タワマンは心肺停止時の死亡率が高い?
タワマン居住者の間で時々話題に上がるのが、「高層階に住むと心肺停止時の死亡率が高くなる」というものです。実は、これには科学的根拠があります。
カナダの研究グループが2016年に発表した調査結果によると、16階以上に住む人の心肺停止後の生存率は0.9%で、1〜2階に住む人の4.2%と比べて大きく下回りました。さらに衝撃的なのは、25階以上では生存者がゼロだったことです。
この原因として考えられるのは、救急隊が到着するまでの時間です。エレベーターの待ち時間や、高層階までの移動時間が、救命処置の開始を遅らせてしまうのです。
タワマンではお米が美味しく炊けない?
「タワマンの高層階ではお米が美味しく炊けない」という噂を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。これは本当なのでしょうか?
結論から言えば、この噂は科学的根拠に乏しいものです。確かに、標高が高くなると気圧が下がり、水の沸点も下がります。しかし、タワマンの高さ程度では、その影響はほとんど無視できるレベルです。
例えば、海抜0mと300mの差では、水の沸点はわずか1℃程度しか変わりません。多くのタワマンの高さは300m以下ですので、お米の炊き上がりに影響を与えるほどの差はないのです。
階層別でのエレベーター内での気まずい瞬間
高層階の住民と低層階の住民がエレベーター内で鉢合わせると、なんとなく気まずい雰囲気になることがあります。自分の階層ボタンを押すのが恥ずかしくなるという、タワマン特有の社会的ヒエラルキーを感じる瞬間です。
ゴミ出しや買い物を経て高層階済みに嫌気が差すことも
憧れた末にタワマンの高層階に住んだはいいものの、長く住む中で次のようなことが起こることが珍しくないそうです。
高層階の景色には意外とすぐ飽きる
タワマンの高層階に住む人は、たいていは高層階からの景色に憧れて住みますよね。確かに、自己満足感や友人に見せるときの優越感は他に変えがたいものであると思います。
しかし、実際に住む自分が見る分には、「一週間で景色に慣れてしまう」と言われています。確かに、同じものを見続けると人間飽きるものですから、景色だけを理由にタワマン高層化に住むのは有意義な判断ではないのかもしれません。
ゴミ出しや買い物が面倒になる
さきほどのCPAの件でもそうですが、やはりタワマン高層化のデメリットは、エレベーターでの移動が面倒であることに尽きるでしょう。ただのゴミ出しやちょっとコンビニに行くだけでも、エレベーターで数分待つこともあるわけで、だんだんアホらしくなってくる人もいるようです。これに懲りた人々は、次回の住み替えでタワマンの低層階に住み始めるようです。
まとめ:タワマン暮らしの真実
今回、なんだかタワマンのネガキャンみたいな記事になってしまいました。確かに、タワマンには確かに独特の特徴や課題がありますが、コンシェルジュがいたり、併設のジムや会議室が利用できるなど、タワマン特有のメリットもあります。
また、お米が美味しく炊けないという噂は科学的根拠に乏しく、エレベーター待ちの問題も、最新のタワマンでは大幅に改善されているようです。管理費の高さも、タワマンならではの快適さや安全性、利便性の対価と考えることができますし。
結局のところ、タワマン暮らしの満足度は個人の価値観や生活スタイルによって大きく変わります。メリット・デメリットを十分に理解した上で、自分に合った住まい選びをすることが大切です。
この記事のライター
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