医師が教える!最高の作業環境を作るためのデスク周り必須アイテム
みなさん、パソコンやデスク環境にはどれくらいこだわってますか?今回は、私が実際に使用して効果を実感している、デスク周りの必須アイテムをご紹介します。医療従事者だけでなく、長時間のデスクワークをされる方にもおすすめですよ。
目次
私は何者?
最高の作業環境を作るためのデスク周り必須アイテム
こんにちは、Dr.パンダです。忙しい医師の皆さん、そしてデスク作業をするその他の方々、皆さんのデスク作業環境は整っていますか?
私たち医師は長時間のデスクワークを避けられません。患者さんのカルテ入力、論文執筆、オンライン会議...。効率的に仕事をこなすためには、最低でも自宅のPC環境は快適にしておくべきだと思います。
今回は、私が実際に使用して効果を実感している、デスク周りの必須アイテムをご紹介します。医療従事者だけでなく、長時間のデスクワークをされる方にもおすすめですよ。
静電容量無接点方式キーボード - タイピングの新境地
まず紹介するのは、静電容量無接点方式キーボードです。これは従来のメカニカルキーボードとは全く異なる仕組みで動作するキーボードで、タイピング体験が劇的に向上します。
日本では、東プレの「REALFORCE」シリーズか、PFU社が出している「Happy Hacking Keyboard(通称HHKB)」シリーズが二大巨頭です。私は後者のHHKB type-Sシリーズを使っています。
静電容量無接点方式キーボードを使うべき理由は以下のものがあげられます。
- 耐久性が高い: 3000万回以上の打鍵に耐えられるため、長期間使用できます。
- 早打ちしやすい: 軽いタッチで入力できるため、カルテ入力や論文執筆の効率が上がります
- 静音性: 患者さんとの電話対応中や、夜間の作業時も気にせず使えます。
気になる値段ですが、HHKBもRealforceも高いものだと3万円を超えてきます。キーボードに3万円!?と思う気持ちはわかります。しかし、騙されたと思って購入してみてください。静電容量無接点方式キーボードにハマると間違いなく抜け出せません。あなたのキーボードライフを圧倒的に向上させます。
エルゴノミクスマウス - 手首の負担を軽減
次に紹介するのは、エルゴノミクスマウスです。人間工学に基づいて設計されたこのマウスは、長時間使用しても手首や肩への負担が少ないのが特徴です。マウスも、以下の理由から医師が課金する価値が多いにあるアイテムです。
- 腱鞘炎の予防: 手術や細かい作業で酷使する手首の負担を軽減します。
- 作業効率の向上: 多機能ボタンにより、複雑な操作も簡単に行えます。
- 長時間使用可能: 自然な手の位置で操作できるため、疲れにくいです。
注意点として、慣れるまでに少し時間がかかる場合があります。しかし、一度慣れてしまえばその快適さに驚くはずです。
私はロジクールのマウス(7500円ほど)を使用しています。これも高いと思いますが、今では投資して正解だったと強く感じています。
プライバシーフィルター - 情報漏洩を防ぐ必需品
個人情報の取り扱いには細心の注意が必要です。論文を書いているとき、スライドを作っているとき、これらを自宅外でやるためには、周りから作業環境が見えない必要があります。そこで欠かせないのが、プライバシーフィルターです。
ノートPCの画面に貼って、横から画面がのぞき込めないようにする優れものです。私はこれを必ず使用して外で作業をしています。
情報保護だけではなく、ブルーライトカット機能付きのものを選べば、長時間の作業による目の疲れも軽減できます。傷や衝撃からディスプレイを守る働きをしてくれるのも便利です。
医師は個人情報保護にもう少しセンシティブになったほうがよいと思います。
電動昇降デスク - 立ち仕事で気分転換
座りっぱなしの作業は体に良くありませんし長続きしません。そこでおすすめなのが電動昇降デスクです。ボタン1つで高さを変えることができるので、立ち仕事を取り入れることで、腰痛予防になります。また、姿勢を変えることで、気分転換になり集中力が高まります。
デメリットとしては、価格が高めであることと、設置場所を選ぶことが挙げられます。しかし、健康維持と作業効率向上の観点から見れば、十分な価値があると言えるでしょう。
個人的にはIKEAの電動昇降デスクがオススメです。
ウェブ会議用マイク - WEB会議で明瞭なコミュニケーションを
最後に紹介するのは、ウェブ会議用マイクです。オンライン診療やカンファレンスが増える中、音声品質の重要性は高まっています。病院特有の背景音を軽減し、プライバシーを保護できますし、両手を自由に使えるので、資料を見ながらの説明がしやすくなります。
設備投資をケチるとあとで自分に返ってくる
以上、Dr.パンダがおすすめする作業環境改善アイテムをご紹介しました。これらのアイテムを導入することで、作業効率の向上だけでなく、健康維持にも役立ちます。
一部高いアイテムもありますが、こういったデスク周りに投資をすることは、回り回って自分の作業効率を向上させ、正味の利益になると思います。ケチってしまうと、結局あとで後悔すると思い、僕は設備投資は思い切ってやっています。
皆さんも、ぜひ自分に合ったアイテムを見つけて、快適な作業環境を作ってください。健康で効率的な毎日は、より良い医療サービスの提供にもつながるはずです。れでは、素晴らしい作業環境づくりを!
この記事のライター
Dr.パンダ
地方出身、中高は公立で東京大学に入学し、医学科に進学して令和X年に卒業しました。現在は、地方の急性期病院にて勤務しています。ひとりの若手医師として心の内をリアルにお届けできればと思います。
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